〇〇日記

感じたことを、ありのままに

1分で話せ 初めてのアクションリーディング

こんにちは。まきり〜です❇︎

コロナウイルス蔓延が続いており、不安な日々が続きますね・・・

私も今週から在宅勤務が始まり、業務がかなり激減してしまいました。

一方で、時間にゆとりができたことから、自分を見つめ直す機会が生まれてきたことで、しばらく放置してしまっていた読書を意欲的にしていこうと思い、早速読んだのがこの一冊「1分で話せ」です。

 

 

この本を知ったきっかけは、会社でお世話になった指導員が当時読んでいて、「とても勉強になるよ!」と話していたのが頭の片隅に残っていたからです。ビジネス書に詳しくない私は、身近な人が勧めていたし読んでみるか・・・といった重たい腰をあげるような感覚で読み始めました。

ただ、せっかく慣れない読書をするなら身に付くことをしたい!という思いがあり、知人が勧めていた「アクションリーディング」とやらをこのブログを通して試してみようと思います。

 

アクションリーディングとは、「行動するための読書」と言われており、簡潔にまとめると、チャレンジシートに則った4つの項目を埋めていくことで、「本を読んだら自分は何をするのか」を書いて整理し、実際に行動に移していくことを指すようです。

なるほど、今まで小学校のときに読書感想文を書いたことはあるけど、大人になってから本を読んでの感想・また行動指針を書くなんてことなかったなぁ。。

私にできるかな・・と不安を覚えつつも、成長記録としてここに綴っていきたいと思います。

 

一分で話せのアクションリーディング

1.この本を読んだ目的、ねらい

ビジネススキルを向上させるため

以前は、商業施設の店頭で接客を主な業務として働いていましたが、ちょうど1年程前の社内異動に伴い、業務推進室という部署に移ることとなりました。そこでは、新店舗運営のためのバックオフィス全般を担当し、「何が最適か?」を常に考えながら仕組みを組み立て、様々な関係先と交渉し、ルールや仕組みを周知していくような業務で、希望していなかった職種であること、現場でしてきた商品を売り、お客様をハッピーな気持ちにすることとの大きなギャップを感じ、毎日辛い気持ちで出社していたのを今でも覚えています。

とはいえ、生きていくためには働かなければならず、仕事が楽しいと思えるにはビジネスでの知識が必要だと感じました。

そこで、私に圧倒的に欠如している論理的思考力を鍛える必要があると仮説を立てました。

具体的には、「上司に報告する」「社内で何か提案する」「会議で共有・報告する」「チームのメンバーに何か依頼をする」ときにしどろもどろな話し方をしてしまう自分が嫌で、まずはそこを克服し、自信をつけていきたいと思いました。

 

2.読んでよかったこと、感じたこと

読んで良かったことは、箇条書きに羅列したものを大きく分類して5つありました。

●相手を動かすための技術を学べた

・著者の伊藤さんが丁寧に説明していた、相手に「伝えて動いてもらう」ための技術が理解できた、また私でも実践しやすそうだと思った。

左脳で論理的に働きかけ、右脳で感情を刺激することが相手に動いてもらいやすくなるポイント!

・人前でプレゼンすること、自分の意見を述べる機会に対する抵抗が気持ち的に感じなくなった。

・相手に動いてもらうための、「事前準備」と「労力」の大切さを感じた。

プレゼン資料の場合、会場によって文字のフォントを変える、スライドは図表を見れば頭に入ってくる工夫をする、プレゼンのリハーサルは必ず行い、修正を重ねていくなど・・・「アーティストでリハーサルをせずに本番を迎える人なんていないんだから、プレゼンターだって同じ」って考え方、とても腹落ちした!プレゼンターも演者なんだ!

・相手を動かすには、わかりやすい言葉を選ぶことが大切。

話をしていて、言葉の意味が理解できないとそこで相手の思考が滞ってしまい、聞いてくれないことに繋がる。。「誰に」向けて話すのか、その相手に対する表現は適切かを考えることが大切!

 

●論理的思考力に対して理解を深められた

・論理的思考力系の本の場合、会社での実践の場面がイメージ湧かないことが多いけど、この本は、「上司への報告・提案」「プレゼン資料の作り方」「会議の仕切り役をする」といった様々なビジネスシーンが例として取り上げられていて、即行動に移すことができそうで良かった。

・結論・根拠のピラミッドの実践方法をこの本を読んで初めて理解できた。

 

●意識して変えていきたいこと、挑戦してみようと思ったこと

・日本人の学校教育は吸収することに重きが置かれている、、、世界各国は既に進めている「考えて表現すること」の大切さを改めて感じた。

表現するためには、技術の学習としてTEDのプレゼンを見てみようと思った。

 

●参考にしたい技術

・プレゼンの中で自分が伝えたいことを一言で表すのいいなと思った。「超一言」は真似したい。

・プレゼンをする、大勢の前で話すときはひとつひとつの言葉にイメージを持って、意味を持った上で話すことがが大切なんだと、それが自然な抑揚となり、相手に届く、聞いてもらえるようになるとのこと・・・納得。

・相手に対して話すときは「主観的な自分」。一方で相手の話を聞くときは「相手になりきった自分」で対話をする大切さと難しさを感じた。

・会議で突発的に質問され、意見を問われたときは、質問者の「意図」を確認し、何が聞きたいのかを把握することが大切、答えを考えるのはその次。

・上司との対話においても、主導権は自分が握ることが大切、報告して意見を求めるのではなく、自分の意思をまずは伝える。

 

●心に留めておきたい考え

・何かの結論を出すとき、判断材料がある程度あれば、それが確からしさ100%の結論に近づくんだと理解した、要はある程度の立場の人が「決め」で決断することが大切。

・営業という職種での本質的なゴールは、「相手の課題解決をすること」

 

 

3.この本を読んで、自分は今から何をするか

対会社での具体的な行動目標としては、2つあります。

現在私が担当している商業施設は3店舗あり、アルバイトのママさんを9名雇って、営業側に対し、様々な支援を行っています。ただ、コロナウイルスの影響でご家庭の事情を優先すべく7名のメンバーから休職の申し出があり、営業支援がままならない状態で臨時休業を迎えております。

営業再開となっても、アルバイトのママさん全員が復帰するとも思えず、何らかしらの対策を練らなければならない現状であります。そこで、アルバイトメンバー不在の際の「営業支援プラン」を実情の報告を踏まえて、わかりやすく提案したいと考えています。

※ポイントは「誰が」どう動くかをイメージして話すこと、また上長(報告相手)にはどう動いて欲しいか(営業側に話を通して置いて欲しいのか、新しく採用を進めるために予算を確保して欲しいのかなど)イメージして伝えたいと思います。

 

もう一つは、食料品を担当する課長へ話す「今まで取引先へ行っていた支援を取りやめること」に対し、理解していただき、実際に課長が取引先へ話し、取引先了承の上で支援をやめる方向に進むよう働きかけることを行いたいと思っています。

食料品のフロアがリニューアルするにあたって、フードコートが増設されます。そのフードコートを管理する部門は、今まで行っていた「お客様からの問い合わせの一次対応」や「レジ打ち」に加え、フードコートの清掃等の管理も行わなければなりません。今まで取引先からギフト包装を頼まれ、善意で行っていた経緯があったようなのですが、全て対応していては、業務が過度となり、現状の従業員では賄え無いと想定されています。従業員を追加することは予算上もうできないことが前提となっているため、取引先マターの業務については、取引先内で解決してもらうことが必須となっています。

そこで、食料品の課長に事情を整理してお伝えし、取引先へ交渉してもらう必要があります。課長に動いてもらうために、食料品フロア・お取引先に対してのメリットとデメリットを整理した上で、言い回しを工夫して話をしたいと考えています。

 

続いて、対プライベートでの行動目標はこれから始めようとしているYou tuberについてです。節約料理系のYou tuberとしてのデビューを検討しており、届ける相手を想定し、その相手が動画を見ることで「どうなってもらうか」をイメージしておく必要があると感じました。相手を想定した上で、言葉遣い・映像・レシピ内容・発信日・発信時間帯を決めていきたいと思います。

 

4.3ヶ月後には何をするか、どうなっていたいか

分類すると3つ挙げられます。

まず、社内においては、「突発的に上司から意見を問われたとき、意図を確認した上で発言ができる状態」になっていたいです。

そのためには、上司と対話を繰り替えすことで何を求められているのかを把握することを怠らず、冷静に分析していきたいと思います。また、意見が言える状態となっているためには、常に思慮深く物事を捉えておく必要があると感じています。「この業務をすることはどんな意味があるのだろうか」という疑問を持ち続け、問いに対する答えを持っておくことを心がけたいです。

 

次に、You tuberとしては、1ヶ月分の投稿ができており、チャンネル登録者が100人になっている状態を目指したいです。まずは、届ける相手のことを踏まえたコンセプトを構築していくところから始めます。また、動画編集に慣れていないので、試作品を作って動画としての方向性を固めていきたいと思います。

 

最後に、プライベートにおいては、友人とご飯を食べに行く、出かけることになった場合、3つの根拠を述べた上で結論(私の希望)へ動かすことができるようになっている状態を目指したいです。私自身、あまり自分の希望を通すことを好んでおらず、どちらかといえば、相手に委ねたい、決めて欲しい、相手が良いと思うことをしたいという気持ちがあります。ですが、ビジネスにおいては相手を動かす大切さをひしひしと感じています。その練習の意味を込めて、プライベートでも相手を動かすことを意識した生活を心がけていきたいと思っています。

 

以上、アクションリーデイングの取り組みを綴らせていただきました。

最初は面倒だなぁと思ったけど、やってみると思考が整理されて、いま自分が課題に感じていたことへのアプローチ方法も学べて、読書したことが身になっていると思ったかも。。

正に、ネットで書いていた「読書を自分の血肉とする」ことができたんじゃないかな。。。

 

次回は、どんな本を読もうかな!

ビジネス書も意外と面白いぞ!!