〇〇日記

感じたことを、ありのままに

入社1年目の教科書を読んで

お久しぶりです。

仕事をする中で、日常での悩みが増えてきたなぁと言うことで、

今回は、一旦セミナーの内容は中断し、こちらの本を選びました。

 

 

入社1年目の教科書

入社1年目の教科書

 

 

●この本を読んだ目的、ねらい

夫の海外帯同に伴い、転職や今後のキャリアを考える時間が増えてきて、「どういう人になりたいのか」「私は何をしたいのか」がわからなくなってきた。

霧がかっている悶々とした思考や気持ちを整理するために、読んでみたいと思った。

また、現職での業務について意欲が湧かないことが増え、初心に振り返りたいと思ったから。

 

 

●読んで良かったこと、感じたこと

転職を考える身として、会社選びの基準が参考になった。

また仕事をする上での心得を再認識した。

大きく感じた項目としては以下の5つ。

 

①「何をやるか」より「誰とやるか」

「つまらない仕事を楽しい人たちとやるか、楽しい仕事をつまらない人たちとやるか」という言葉がしっくりと腹落ちした感覚になった。

現職を志望した理由も、元はと言えば、企業理念に共感して、若手の先輩社員の姿(会社の一部分ではあるのだろうけれど)を見て、ここがいい!と感じた記憶が蘇った。

企業理念に共感できるか、が私にとっての一つの軸として考えていけるかもしれないというヒントを貰えた。

 

 

②「小さい組織」で「自分らしさを表現

自分らしさを表現することとは・・・

<岩瀬さんの考え>

仕事をするときに、必ずひと工夫して自分ならではの味付けをすることが大事。

<所感>

社内で異動したてのころ、私がいなくても業務は回る、伝書鳩のようになっていると感じた場面がいくつもあった。

現在の部署は総務部で、いろんな分野から情報を仕入れ、最適が何かを探る部署とも言える。

そのため、小さな一部の仕事も少しでも自分らしく楽しくすること、例えば、メールで周知事項の発信であったら、自分の考えを入れ込むことで、「私からの発信は〇〇の視点で周知されるから、こういう風に業務が進んでいる」と周囲から「私がいたから違う」という良い意味での認識や信頼を得られることができるのではないかと思った。

 

小さい組織とは・・・

<岩瀬さんの考え>

小さな組織だと全体像を通して多岐にわたる作業的な業務も携われる可能性が高い。

その経験は勉強にもなるし、大きな経験値にもなる。

<所感>

現在は従業員1900人の会社に属し、勤務しているため、小さい組織とは言いづらく、ある程度決まった業務があり、それを遂行していくことが多い。しかし、昨年は商業施設の立ち上げ、バックオフィス業務の仕組み化について携わり、新しいルールを作る経験をした。

様々な要望、リスクについて問われる場面もあり、現場や実務場所とのリモート環境下で管理をする苦労もあったが、多岐にわたる業務の本質を知ることができた。

今までは大企業の中で一部の業務を携わることで十分と思っていたが、著者の意見や自分の経験を振り返ってみると、「業務の立ち上げや拡大についてより携わってみたい」と思った。次の転職に対するヒントを貰えた。

 

③次世代に残すことができるか

人生を振り返ったときに、「後悔なく生きた」という気持ちを持ちたい、自分のこどもや孫に「お母さんってすごい!」と思って欲しいなと感じた。

また、社会に何かしらの形で貢献しているのだから、その成果や気持ちを「残す」ことに注力もしていきたいと思った。

成果の過程や気持ちを残しておくことで、次回同じような場面が回ってきたときに、自信を持って取り組めると思った。

 

④ビジネス書の読み方について

「ビジネス書を読む行為は、読み手の一方的な考えるための素材である。自分から乗り込んで宝探しをするように読んでいくと、毎回違った発見があって、それをアウトプットに活かすことができる。」

まさに、アクションリーディングの考え方に通じているとも思ったし、私自身も、課題を認識して、日常生活に落とし込める部分はないかと考えることで、意味のある読書になると感じた。

 

⑤勉強する大切さ「Always be a student」

イル・サコン氏という韓国の歴任財務大臣で、70歳になっても勉強し続けることが大切という話が印象的であった。

岩瀬さんによると、多くの人は大学での勉強は4年間で、社会人になって活用できる場面は少ないと言う。

社会人になって勉強することは、長い人で40年間あるとすると、かなりの時間を費やすことができる。

勉強をしなくても、仕事自体はできてしまうことは多い。

社会人になっても、いくつになっても勉強し続けること、これが人生を豊にし、仕事の幅、給与の面にも大きく関わっていくのだと感じた。

 

 

●この本を読んで自分はいまから何をするか

今までの仕事について棚卸しを行いたいと思う。

転職を控えていることはもちろん、今後の働き方や人生において大切な作業に感じた。今までは、必要な業務であったから、上司からの指示があったから対応していたが、「なぜそうしていたのか」「そうしたことでどのような成果があったのか」今一度振り返ることで、同じような状況になった時も自信を持って対応できると感じている。

私の性格上、トラブルや困難が生じてしまったら、思考停止になって改善策が見つからず、立ち止まってしまうことが多い。

そんな場面を少しずつ減らしていくためにも、棚卸しを行って、何ができていたのか、何ができていなかったのかを把握していきたい。

また、勉強し続けることを忘れずにいたい。

今の旬な分野で言うと「動画編集」と「英語」。

体得するのにどちらも時間がかかってしまうものであるから、サボり気味であったけど、積み重ねが数年後に大きく変わってくると信じで、1日数分でも触れる時間を持っておきたい。

 

●3か月後にはなにをするか、どうなっていたいか

3ヶ月後は2021年1月初旬。

海外渡航可能な転職先が決まって、勉強が習慣化されている状態でありたい。

前者は相手(会社)との協議が伴うが、後者は自分自身の管理でできるものである。

・起床後のランニング

・日中空き時間の英語読み込み

・帰宅後の発音練習

・休日の動画編集と英会話

まずはこれらを習慣化するために時間の使い方と強い精神力を持ち続けたい。。

 

 

今回の読書も、発見と日常に使える事柄がたくさん見つかった。

ビジネス書を読むと、思考も整理されるし、モチベーションも上がっていい影響をもらえるなぁ。

この学びを通して、日に日に成長していけるようがんばろう。

Always be a student!